137 of 船場城西の会2009まちづくり日記

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ひょうご景観会議研究会(第2回)

平成21年2月3日(火曜日) 節分 雨

主催:兵庫県都市政策課景観行政課
    姫路市都市局まちづくり推進部都市計画課
場所:姫路文学館 3階会議場
歴史と出会えるまちづくり船場城西の会も7名参加


本日の会議は日ごろ兵庫県各市町の都市計画やまちづくり行政を一手に携わっておられる行政職の錚錚たる方々の集まりです。“民間の活動団体として、NPO法人ひょうごヘリテージ機構ひめじ”と私達“歴史と出会えるまちづくり船場城西の会”が参加させて頂き、日ごろの活動報告をさせて頂きました。
また、会議終了後のタウンウォッチングは私達まちづくりの拠点であります、姫路まちなかあるき~城下町・門前町~船場城西地域をご案内させて頂きました。あいにくの雨の中でしたが皆さま熱心にご見学くださいましてありがとうございました。ご参考に成りましたかどうか自信はございませんが、お気付きの点は多々有った事と思いますが、もしよろしければご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
雨の中遠路ご苦労さまでした。感 謝

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画像で綴るきょうの一日
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県 景観形成室長 藤原 一 氏に引き続き 市 都市局 都市計画 課長 松本 孝明氏のご挨拶
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ヘリテージ機構ひめじからは 吉田氏と渡邊一洋氏のヘリテージの活動報告
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私達“歴史と出会えるまちづくり船場城西の会”からは中山栄一郎 書記が取り組みを発表
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持ち時間20分を頂いてたのですが、活動開始から6年目となり、昨今は内容も濃密なってきた為、
中々話が尽きなかったようでした。ごめんなさいね、でも、まだお話を申し上げたかったのでは、笑顔

会議が終わり タウンウォッチング
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舟入川
先ず最初に歩いていただいた所は、画面のレリーフに描かれていますように、その昔、播磨の海より高瀬舟に
引かれ、お城に運ぶお米や色々な物をここまで上げていたそうです。いま、公園になっているところが、舟だまり
だったようです。
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見星寺は、室町時代の尼寺です。後に見える山は景福時山で四季折々、
素敵な風情をかもし出しており、茶室からは絶景です。/写真左
一路南下して、室町時代からのお味噌やさんへ向かっています。/写真右
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 お店の屋号は“橋屋”さんです。室町時代から味噌、麹、甘酒の製造をされています。
今日は雨で少し寒かったのですが、幸いに甘酒のお振る舞いをくださいました。
ありがとうございました。
わたしも地域で育ち子供のころからここの甘酒は播磨の逸品だと思います。
私からも自信を持ってご推薦いたします!電話は079-292-0221です、よろしくね。
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酒に酔って寺に入っては行けない!と有りますね、甘酒はいいでしょうね、笑顔
さて、ここは景福寺といいます。
雨に霞む裏山は景福寺山と言い、姫路城主が変われば
この景福寺を菩提寺にする慣わしが有りました。
山上には藩主 松平明矩の立派なお墓が有ります。

又、皆さまの右手側には藩主酒井公の奥方3代の
立派なお墓が残される由緒あるお寺です。
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景福寺
今日は本堂内部を見ることが出来て良かったですね。
実は、お分かりかと思いますが、ここの裏山は四季を通じて
刻々と変わりとても神秘的な小山です。
    春は山桜、秋はもみじ、是非季節をのぞきにお越しくださいネ。
  又、この山上から東を眺めると世界遺産“姫路城”が
手に取って乗せたくなるような気持ちになるところです。
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小雨で霞む景福寺をあとに西国街道へ
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初井家住宅
現当主の祖母にあたる初井しづ枝さんは北原白秋門下の歌人として知られ、書斎として使われていた主屋西側
一階の広縁は姫路文学館に模型が展示されています。
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通常は非公開で、今日のウォッチングでは特別拝観は予定しておりませんでしたが、ご当主のお計らいで、特に
中に入れていただきました。ラッキでしたね。
 初井さま、お休みのところ突然お伺いいたしましたのに、こころよく拝見させていただき ありがとうございました。
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原田光明堂 まち歩きの醍醐味その一
姫路仏壇で有名な仏壇製作工房です。ここの特徴は、下地作業から、
金箔作業、漆作業と一貫作業を行われているのが特徴です。
この地は昔から姫路仏壇の多く集まった所でしたが、現在一環工房としてはとても有名です。
そっと述べますが・・ここのご主人はサックスの名手ですよ・・
まちづくりコンサートでは素晴らしい仲間とセッションをしてくれています。
皆さまもコンサートにお越しくださいキット感動するかもしれませんよ。
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船場本徳寺。いよいよ、解散場所の船場本徳寺へ参りました。
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雨の中 船場城西の一部でしたがウオッチング頂きありがとうございました。
この聳え立つ甍は兵庫県下の街中では一番大きいのではないかと思います。
私達の活動が始まったおりは荒れ寺になっていました。
100年ほど前と言いましてもそれ程遠い昔ではないかと思うのですが、時代の変遷と共に、
お参りに来れれる方々が減少していました。ここには古くから御坊幼稚園があり、
地域の先輩方も卒園され、私達も卒園したお寺であります。
ここは地域のコミュニティーの場だったと思っています。私達拠点は姫路城のバッファゾーンでの中にあり、
お城を支えた地域でも有りその広い活動範囲で、どこか拠点を定めてと思い
この船場本徳寺をお借りしたのが始まりでした。
日ごろ人影がなく寂しい思いでしたが、コンサートや楽市で使わせていただくようになり、
当日は数千人の方々によって境内が一杯になりました。
地域の年配の方々から頑張ってねとのお言葉を頂戴した折、
嬉しくて涙が止まらなかったのを思えています・・・
地域の皆さまと一緒にここまでやってこられたのだと感謝にたえません。
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現在 お寺では末寺の若きご住職が交代でお世話をなさっています。ご住職がご案内をしてくださいました。
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最後に中山書記からお礼を述べさせていただきました。
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終了の挨拶をされる都市景観指導室の藤井雅人 室長です。
藤井室長の話しぶりはいつお聞きしても理路整然とされています。
そしていつも温かなお方ですね。がんばって頂かなくてはね。
私達も一生懸命楽しんでいます。
どうぞ皆さまこれからもよろしくお願いいたします。

当会からの参加者 (会議・タウンウオッチング待ち受け含む)ご苦労さまでした
福田まり子 久保剛 下山裕史   原田真一郎  橋本博和 永濱修 中山栄一

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